サステナビリティトップメッセージ

1919年に創業した私たちテイカグループは、経営理念「化学の力で感動の素を創り、 世界に夢と笑顔を届けます。」のもと、次の10年を視野に入れた長期経営ビジョン 「MOVING-10」を2020年に策定し、最終ゴールとして営業利益率15%以上、ROE12%以上を掲げております。長期経営ビジョンの中間点である2024年には中期経営計画 「MOVING-10 STAGE2」にて、事業戦略と財務・非財務戦略で8本の柱を基本方針として定め、 現在まで活動を行っております。
ESG、すなわちE(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)の3要素を最重要課題と捉え、経営戦略の中で経済・社会価値を創出する事業を構築することと併せ、サステナビリティ活動も積極的に進め、ステークホルダーとの関わりや地球環境との調和を図ってまいります。同時にそれらを支える基盤として、人権尊重やガバナンスの強化が不可欠であると考え、テイカグループとしての「サステナビリティ基本方針」を定め、実践しています。
企業活動は財務⾯と⾮財務⾯が独⽴しているわけではなく、⼀体となって運営した結果、経営成績が決まります。そのため、テイカグループが持つ独⾃の強みやそれぞれの資本、ESGに関する取り組みなどがどのように活かされ、持続的な価値の創出につながっているかをステークホルダーの皆さまにより深くご理解いただきたいとの想いがあり、2022年度に初めてサステナビリティレポートの作成、2024年には統合報告書を作成しております。
私たちは、社会とお客さまの存在を中心に据え、自らが持っている「心・技・体」、 言い換えれば 「熱意」、「技術」、そして「組織と仲間」を全員が体現して、困難な課題を 解決し、期待と予想を 超える「感動素材」の提供、ひいては、夢と笑顔を与え続けられるような 会社を目指します。

代表取締役社長執行役員
出井俊治