導電性高分子薬剤
白川英樹博士のノーベル賞受賞により、広く一般に知られるようになった導電性高分子は、ドーピングにより電気を通すという性質があります。
ドープ状態の導電性高分子は、金属材料に匹敵する導電率を持っていますが、その特性は、導電性高分子の形成状態で大きく異なります。
当社はいち早くこの技術に着目し、さらに当社固有技術であるスルホン化技術と融合させることによって、様々な要求特性に対応した各種ドーパント、モノマー、導電性高分子分散体などの導電性高分子薬剤「テイカトロン」シリーズを開発するに至りました。
この「テイカトロン」シリーズは、コンデンサ、帯電防止、インジウム・スズ酸化物(ITO)の代替タッチパネル分野、有機エレクトロルミネッセンス(EL)、及び有機薄膜太陽電池等の用途で大きな飛躍が期待されています。
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