界面活性剤
安全性

安全性

アルキルベンゼンスルホン酸(テイカパワーシリーズのうち、酸タイプのもの)
芳香剤スルホン酸(テイカトックスシリーズ)
危険有害性の分類
該当法規 消防法第4類
危険性 禁水性
有害性 有毒ガス発生:過熱時・火災時・水に接触 / 目・皮膚に触れると危険
環境影響 河川への流入注意
性状 液体・水溶性
応急措置
目に入った場合 直ちに多量の水で15分間以上洗う。
皮膚に付着した場合 直ちに衣服や靴を脱がせて多量の水で15分間以上洗い出す。
吸入した場合 直ちに新鮮な空気の場所に移し、安静・保温につとめ、呼吸が困難な場合や呼吸が停止している場合には、酸素吸入または人工呼吸を行う。
飲み込んだ場合 多量の水で口の中を十分に洗浄する。
無理に吐き出させず、最寄りの病院に運ぶ。
火災時の措置
周辺火災の場合 速やかに容器を安全な場所に移す。
移動不可能の場合は、容器及び周囲に散水して冷却する。
消火剤 霧状の水、泡、不燃性ガス、粉末消火剤、ドライケミカルなど
漏出時の措置
漏出時の措置 風下の人を避難させる。
必要があれば水で濡らした手ぬぐい等で口及び鼻を覆う。
漏洩した場所の周囲にはロープを張るなどして人の立ち入りを禁止する業の際には必ず保護具を着用する。風下で作業しない。
少量
漏洩した液は布などで拭き取り、多量の水を用いて洗い流す。
多量
漏洩した液は土砂等でその流れを止め、これを吸着させるか、または安全な場所に導いて、遠くから大多量の水で希釈した後、消石灰、ソーダ灰等で中和し、多量の水を用いて洗い流す。この場合、濃厚な排水が河川等に排出されないように注意する。
保護具
保護手袋(ゴム)、保護長靴(ゴム)、保護衣(ゴム)、保護眼鏡、有機ガス用防毒マスクまたは酸性ガス用防毒マスク
取扱い及び保管上の注意
  • (1) 可燃物、有機物と接触させない。
  • (2) 少量の水と急激に接触すると多量の熱を発生し酸が飛散することがある。
  • (3) 水で薄めて生じた希酸は、各種の金属を腐食して水素ガスを発生し、これが空気と混合して引火爆発することがある
  • (4) 直接中和剤を散布すると発熱し、酸が飛散することがある。
アルキルベンゼンスルホン酸中和物(テイカパワーシリーズのうち、中和タイプのもの)
アルキルサルフェート(テイカライトシリーズ)
アルキルエーテルサルフェート(テイカポールシリーズ)
危険有害性の分類
環境汚染性 河川への流入注意
性状 液体・水溶性
応急措置
目に入った場合 直ちに多量の水で15分間以上洗う。
必要に応じて眼科医の手当を受ける。
皮膚に付着した場合 石鹸を使ってよく洗い落とす。
吸入した場合 直ちに新鮮な空気の場所に移し安静にする。
飲み込んだ場合 多量の水で口の中を十分に洗浄する。
無理に吐き出させず、最寄りの病院に運ぶ。
火災時の措置
周辺火災の場合 速やかに容器を安全な場所に移す。通常は燃焼しない。
消火は一般の消火方法に準ずる。
消火剤 霧状の水、泡、不燃性ガス、粉末消火剤、ドライケミカルなど
漏出時の措置
漏出時の措置 回収作業にあたる者は保護具(保護メガネ、ゴム長靴、ゴム手袋)を着用して作業する。足下が滑りやすいので転倒に注意する。
少量
漏洩した液は布などで拭き取り、多量の水を用いて洗い流す。
多量
漏洩した液は土砂等でその流れを止め、これを砂などに吸着させるか、またはスコップ、杓などでできるだけ容器に回収する。その後、多量の水を用いて洗い流す。この場合、濃厚な排水が河川等に排出されないように注意する。
保護具
保護手袋(ゴム)、保護長靴(ゴム)、保護衣(ゴム)、保護眼鏡